- 郷土編
- 大自然と歴史が織りなす雄大な景色が魅力的な
鹿児島県霧島市
霧島市は鹿児島県内で2番目に人口の多いまちで、北に霧島山、南に桜島や錦江湾を望み、海・山・川と豊かな自然を感じることができます。全国的にも人気の高い温泉地で、坂本龍馬が妻のお龍を伴い日本で初めての新婚旅行として訪れたことでも有名です。「霧島」という名は、霧島連山が霧の海に浮かぶ島のように見える様子や天孫降臨の建国神話から由来するともいわれています。四季折々に神秘的な表情を見せる霧島連山の名峰たちや躍動感あふれる清流はもちろん、伝統の製法で熟成された福山黒酢、豊かな香りとコクが特徴の霧島茶、火山活動の産物シラス大地で育ったサツマイモを使用した焼酎など、自然の恵みに満ちあふれています。国内の主要都市や離島をつなぐ路線に、国際線ターミナルも持つ鹿児島空港がある霧島市には国内外から年間で600万人以上が訪れています。
Point
ポイント
- 西郷隆盛も訪れたとされる
「霧島温泉郷」 - 霧島山のふもとから湧き出る霧島温泉郷は大小9つの温泉からなり様々な泉質を有します。中でも日当山温泉郷は県内で最も古い温泉といわれ、西郷隆盛が訪れたとか。塩浸温泉には坂本龍馬が訪れたとされるなど歴史を裏で支えたといっても過言ではありません。

- 坂本龍馬・お龍夫妻も新婚旅行で訪れた
「霧島神宮」 - 創建は6世紀で、霧島山の噴火により消失と再建を繰り返し、室町時代に現在地に移されました。霧島神宮本殿、幣殿、拝殿が鹿児島県内における建造物では初めての国宝に指定され、年間約150万人もの参拝客が訪れています。

- 標高1,241mの高地にある
「大浪池」 - 「お浪伝説」が語られる神秘的な火口湖として知られており、約4万年前の霧島山の火山活動で形成されました。池の周囲には遊歩道が整備されており、約2時間で1周する事ができます。

- 日本で一番大きな楠
「蒲生の大クス」 - 樹齢約1,600年で、蒲生八幡神社境内にそびえ立つ大楠は、環境庁が実施した巨樹・巨木林調査で日本一に認定されています。毎年11月第3日曜日には秋まつりが開催され、太鼓演奏の音が周囲に響きわたります。

- 1903年に営業を開始した
「嘉例川駅」 - 鹿児島県内で最も古い木造駅舎で、旧鹿児島本線の明治期の遺構として貴重であることから2006年に登録有形文化財に登録されています。無人駅ですが、趣のある木造駅舎を一目見ようと観光客が絶えず訪れているスポットです。
