- 郷土編
- 青森県南部の中心都市で古くから活気ある港町
青森県 八戸市
青森県八戸市は、太平洋に臨む青森県南東部に位置する人口約21万人の県内第2の都市です。臨海部には大規模な工業港、漁港、商業港が整備され、優れた漁港施設や水産関連施設を有する全国屈指の水産都市であり、北東北随一の工業都市となっています。古くから馬産地として栄え、南部氏の城下町としての歴史を持ち、市内には根城跡が国の史跡として保存されています。朝市文化が根付く陸奥湊駅前や館鼻岸壁では新鮮な海産物が並び、港町ならではの活気に満ちています。郷土芸能である八戸三社大祭は、豪華絢爛な山車が練り歩く夏の風物詩で、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。せんべい汁やいちご煮といった郷土料理、種差海岸の美しい自然景観など、海とともに育まれた文化が重層的に息づいています。港周辺の再開発も進み、漁業と文化が交差する魅力を体感できる街です。
Point
ポイント
- 毎年ウミネコが飛来し子育てをする
「蕪島」 - 種差海岸の最北に位置する蕪島は、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定され、ウミネコの繁殖の様子を間近で見られる国内唯一の場所。もともとは完全な離島でしたが、1942年には埋め立て工事が行われ、現在のような陸続きとなりました。島の頂上には、古くから信仰を集めてきた蕪嶋神社があり、商売繁盛、漁業安全の祈願ができます。

- 八戸市民の台所として親しまれる
「八食センター」 - 八戸港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や生鮮野菜、県南地方の物産やおみやげなどがそろう巨大市場。全長170mのビッグストリートに、約60店舗が軒を連ねています。館内には2つの飲食街があり、市場で買った魚介類や食材を七厘で焼いて食べることもできます。

- 種差海岸を代表する景観
「種差天然芝生地」 - 種差海岸は1937年に国指定名勝に登録され、2013年には三陸復興国立公園として、国立公園の一部に指定された海岸線です。起伏のある天然の芝生が波打ち際まで覆い、その向こうに雄大な太平洋の眺望が広がります。

- 100%源泉かけ流し
「熊ノ沢温泉」 - 地下800m程の源泉を汲み上げている熊ノ沢温泉。地層に数千年前の樹木が堆積しているため「古樹の湯」と呼ばれ、温泉は茶褐色で、ほんのり樹木の香りがします。この湯は皮下浸透度が高く保湿性に優れ、短時間の入浴でも身体の芯まで温まります。

- 国内で最も空が遠い場所といわれる
「八戸キャニオン」 - 全国唯一、海面下を採掘している露天堀石灰石鉱山で、正式名称は八戸石灰鉱山。最深部は海抜-170mで、採掘場の広さは東西1000m、南北1800mにもなります。採掘場内には立ち入ることができませんが、展望台からその圧倒的なスケールを感じることができます。

