- 郷土編
- 果物王国を代表する産地
山梨県 甲府市
山梨県甲府市は、甲府盆地の中心に位置する内陸の城下町として発展してきた都市です。戦国武将・武田信玄の本拠地として知られ、市内には武田氏館跡の武田神社がそびえ、信玄ゆかりの史跡が各所に残っています。江戸時代に築かれた甲府城跡は舞鶴城公園として整備され、石垣や櫓が往時の姿を伝えています。周囲を南アルプスや八ヶ岳、富士山に囲まれた盆地特有の地形は、良質なぶどうや桃の産地を生み出し、果物王国・山梨の中心地としての顔も持ちます。ワイン醸造の歴史は国内屈指の長さを誇り、ワイナリーめぐりを楽しむ来訪者も多くいます。信玄餅や甲州ほうとうに代表される食文化、甲州水晶細工などの伝統工芸も重なり合い、盆地の城下町ならではの豊かな個性が街を形づくっています。また、昇仙峡など雄大な自然景観も市域に抱え、四季折々の表情が訪れる人々を魅了しています。
Point
ポイント
- 明治、大正、昭和初期の甲府城下町を再現
「甲州夢小路」 - 甲府城下町を再現した甲州夢小路は、移築した古民家や蔵、倉庫など、昔の建築様式を取り入れた店舗が立ち並ぶ、レトロな雰囲気のショッピングエリアです。石畳の路地や、明治初期に取り壊されるまで、200年以上にわたり時刻を知らせていた「甲府 時の鐘」も再現され、小江戸の情緒があふれる街並みを散策できます。

- 甲斐の名将・武田信玄公を祀った
「武田神社」 - 甲斐武田氏三代である信虎公・信玄公・勝頼公が居館とした、「躑躅ケ崎館」跡に創建され、1940年には国の史跡に指定されています。境内には当時をしのばせる堀や石垣が残り、今も御神水が湧き出でる「姫の井戸」や、金運を招くと伝わる「三葉の松」などはパワースポットとしても人気を集めています。

- 日本一の渓谷美といわれる
「御岳昇仙峡」 - 長い歳月をかけて削り取られた花崗岩の断崖や奇岩・奇石と清澄で豊富な水の流れをみることができ、渓谷沿いに整備された遊歩道では、四季折々で変化に富んだ渓谷美を間近で楽しめます。

- 城跡から甲府の街並みを一望
「舞鶴城公園(甲府城跡)」 - 16世紀末に築かれた甲府城の遺構を整備した歴史公園で、園内には築城当時の石垣や復元された門、稲荷櫓などが残り、往時の城の姿を感じられる人気スポットです。天守台からは甲府盆地や南アルプス、富士山を360度見渡すことができ、その圧巻の眺望は「関東の富士見百景」にも選ばれています。

- 歴史深い寺院と美しい境内が魅力
「甲斐 善光寺」 - 戦国武将・武田信玄公が創建した歴史ある寺院です。本堂と山門は国の重要文化財に指定されており、特に善光寺の金堂は日本有数の木造建築として知られる壮麗な造り。天井には大きな龍が2頭描かれており、手を叩くと音が反響して龍が鳴いているように聞こえる「鳴き龍」を体験できます。

